タグ・アーカイブ: wakayama

紀の川市のお客様から「家の基礎がボロボロで心配…」
とのご相談をいただきました。
早速伺ってみると。

基礎コンクリート補強

左官の上塗りが浮いてるのか・・・?

 基礎コンクリート補強

違う!強度のないコンクリートが家の重さで潰れています・・・
家の周りをぐるっと一周見てもこの部分だけの様で、
原因はコンクリートのカクハン不足かシャバシャバの水が多いコンクリートだったのか・・・
対策を考えます。

f0238163_21143527

鉄筋を切って曲げて・・・

f0238163_21153259

既存の基礎を補強するのではなく、
頑丈な基礎を添わして建物の加重を受けることにします。

f0238163_21164582

1回目のコンクリート完了~

基礎コンクリート補強

アンカーボルトは短くカット~抜け防止にクニャリと曲げます←これ大事!

外壁 杉板

立ち上がりのコンクリートが乾いたので、桧の土台と基礎をガッチリ固定!

外壁 杉板 ボルト

ボルトとで柱もカチンカチンに合体!

外壁 杉板 骨組み

外壁 杉板 基礎

外壁の杉板を打ち付けてます。目立たない色にいたしました。

外壁 杉板

雨のかからない場所ですが、板金でカバーを作成して完成。

外壁 杉板

古い建物でしたので、和歌山県の耐震診断もおすすめいたしました。
コーキ建設では耐震補強工事も行っていますので、お気軽にお問合せください。

 

紀美野町でキッチンのリフォームを行いました。
キッチン タイル

 

タイル張りのレトロなキッチンは50年モノです。
ガスコンロの近くに木のフタが・・・
キッチン タイル

 

ゴミ捨て用の穴でした!
最新のキッチンにもこんな機能はありません。
キッチン タイル

 

上水道の整備前はここに水をためて柄杓ですくっていたそうです。
キッチン タイル

 

コンクリートの床に施工するのは、『イノヴァーフロア』土足文化の北米で最も普及しているラミネートフロアです。
大手家具チェーン店「イケア」のアジア全店舗で使用されいるとのことで、とにかく頑丈です。
ラミネートフロア

 

ロール状の緩衝材をコンクリート面に敷いてからフロアーを張っていきます。
フロアー

 

土足の台所は忙しい農家の方に使いやすいので和歌山ではちょくちょくあります。
ビニールシートだとよく踏む場所が破れてしまいますが、このフローリングは一円玉で傷をつけようとガリガリしても一円玉が削れてしまう硬さで、一般家庭で使う分には傷もつきません。
ちなみに和歌山県でこのフロアーを使ってるのウチだけなのはちょっと自慢です。
住宅では洗面所やインナーガレージにも適してると思います。
フロアー

 

床が終わったらキッチンの取り付け、今回は土間のキッチンということでクリナップのシステムキッチンをご提案しました。
湿気の多い土間には、クリナップのステンレスキャビネットがベストです。
他メーカーの木製キャビネットは湿気に弱いのでお客様もご納得いただきました。
シンク

 

シンクはテレビCMでお馴染みの手前に流れてくる「流レールシンク」
シンク

 

レンジフードは、10年間自動で洗浄してくれるすごいやつ
「洗エールレンジフード」
f0238163_2325797

 

家電収納付きの食器棚は使い勝手抜群です。
f0238163_2354686

 

古い鉄製の窓は最新のアルミサッシに交換、防音や結露に効果あります。
手元灯はLEDの昼光色、お部屋全体は「調色」「調光」がリモコンで無段階に変えれるLEDシーリングライトに交換しました。
キッチン

 

キッチン業界に激震が走ったと言っても過言ではない❓
「流レールシンク」と「洗エールレンジフード」
どちらもネーミングはダサいですが素晴らしく機能的な商品です!
ちょっと変わったコトでもして注目されたらいいな~的な商品ではないのは、商品の完成度の高さでわかります!
お客様には大変喜んでいただき「今度はお風呂もたのむわー」と、
うれしいお言葉をいただきました。

 

 

 

紀の川市で屋上の防水工事を行いました。

紀の川市 防水工事
現状のアスファルト防水は、紫外線と風雨にさらされ・・・雨漏れ発生しています。

紀の川市 防水工事
今回は『塩ビシート防水』という工法を採用、公共工事で実績も多く最強の防水工法です。緩衝材を敷いてからステンレスのディスクを等間隔でアンカー固定します。このディスクと塩ビシートが『点』で接着されるので、下地が割れても大丈夫!

紀の川市 防水工事
シートの継ぎ目は熱と薬剤で溶かして一体化しているので屋上全体が一枚のシートで被われます。

紀の川市 防水工事
めくれやすい端部も専用のアルミアングルで固定しています。
今までの躯体と接着する防水は、躯体のひび割れに弱く、経年劣化でメクレてきたり、保護塗料の塗り替えが数年ごとに必要でした。
防水工事は専門的でなかなかお客様は、自宅の防水はどの工法が良いかわかりません。
今回はプレキャストコンクリート工法という、工場で作ったコンクリートの板を組み合わせた建物だったので、迷わず塩ビシート工法を提案しました。

紀の川市 防水工事
お客様は83歳のおばあちゃん、防水の材料や機材にも興味津々で屋上を見たくてしかたがない!驚いたのが、TVアンテナが屋上に設置されていたので壁面に固定しなおしたら、「お兄ちゃん!アンテナ変えてもらったら、テレビのアンテナレベル90がたまに出るわ」・・・そんな言葉知ってんねや・・・そんなお客様に屋上の写真を印刷してお渡ししました。
人生死ぬまで勉強です!