紀の川市で屋上の防水工事を行いました。
現状のアスファルト防水は、紫外線と風雨にさらされ・・・雨漏れ発生しています。
今回は『塩ビシート防水』という工法を採用、公共工事で実績も多く最強の防水工法です。緩衝材を敷いてからステンレスのディスクを等間隔でアンカー固定します。このディスクと塩ビシートが『点』で接着されるので、下地が割れても大丈夫!
シートの継ぎ目は熱と薬剤で溶かして一体化しているので屋上全体が一枚のシートで被われます。
めくれやすい端部も専用のアルミアングルで固定しています。
今までの躯体と接着する防水は、躯体のひび割れに弱く、経年劣化でメクレてきたり、保護塗料の塗り替えが数年ごとに必要でした。
防水工事は専門的でなかなかお客様は、自宅の防水はどの工法が良いかわかりません。
今回はプレキャストコンクリート工法という、工場で作ったコンクリートの板を組み合わせた建物だったので、迷わず塩ビシート工法を提案しました。
お客様は83歳のおばあちゃん、防水の材料や機材にも興味津々で屋上を見たくてしかたがない!驚いたのが、TVアンテナが屋上に設置されていたので壁面に固定しなおしたら、「お兄ちゃん!アンテナ変えてもらったら、テレビのアンテナレベル90がたまに出るわ」・・・そんな言葉知ってんねや・・・そんなお客様に屋上の写真を印刷してお渡ししました。
人生死ぬまで勉強です!