据付が完了したら。窓やシャッターの開口を行います。
夏場の暑さ対策に強力な『有圧換気扇』を取り付けるので、窓と合わせて3か所の開口します。
シャッターの枠を取付け錆止め塗装。引違窓は防犯の為面格子付きにしました。シャッター前にはLEDセンサーライトを取付。
サッシまわりの防水は念入りに内側と外側にシーリングを行います。コーキング材は『変性シリコン』を使用。普通のシリコンだと塗装がめくれてしまいます。
強力な換気扇に見合った吸気口が必要ですが、今回使用したのはこの部材。
床に開口を開けて合計7ヶ所取り付けます。床下の涼しい空気を取り入れます。もちろん人やバイクが乗っても大丈夫な強度があります。
床の塗装はバイクのタイヤ跡が見えにくい濃い目のブラウン。
新品の海上コンテナですので塗装は必要ありませんが、窓の周りは溶接の熱で焼けてしまうので補修塗装を行います。海上コンテナの外壁は艶消しなので色と艶を調整します。室内側の補修もただの白ではないので調色します。
ガレージの収納も制作します。まずは集成材の板に溝を突いてアルミレールを取付。可動式の収納棚を製作します。
同じくパインの集成材を切って溝ついて留めにカットして・・・
有孔ボードだけでは強度が無いので額縁を付けました。
バイクの侵入スロープ制作中。型枠を組んで生コンを打ちます。
鋼製のブリッジを製作。お客様のアイデアで縞鋼板を使用して重量を抑えました。
折りたたんでコンテナの扉を閉じます。コンクリートのスロープが短いのは、コンテナの扉をロックするバーが床より低い高さまであるため、このような納まりになります。
お客様が用意してくださった、自転車用の壁かけパーツや照明などを取付けて完成しました。
収納棚にはヘルメットなども収納できます。自転車の奥に『有圧換気扇』があり、温度センサーによってスイッチが入る仕組みになっています。
お客様のご厚意で、完成した週の週末に内覧会を開催しました。
新品のコンテナを使用してすっきりと仕上がりました。