紀の川市で手すりの取り付けをご依頼頂きました。建物によって取付方法が違いますが、今回のお宅は新壁といって柱が左官の塗り壁から出っ張っているタイプ。左官の壁の中には『貫』という木の部材が入っていますが手すりの高さにはありません。土と竹で出来た壁にはしっかりと手すりを取付けないので『補強板』を両サイドの柱に取り付けます。
これでしっかりと固定できました。
廊下も同じように取り付けます。
左官の壁は中央が膨らんでいる事が多くて、補強板が壁に密着するように調整して取り付けます。
トイレにも取り付けますが壁はタイル、タイルの下地モルタルの厚さや強度があればコンクリートプラグを使って固定します。
今回は手すりの取り付け位置にちょうど木材の下地があったので直接ステンレスのビスで固定。座る動作と、立ち上がる動作を考慮してエル型手摺を設置しました。
浴室の壁には抗菌タイプの浴室用手すりを取付。独特の形状で、入口の幅が狭くならない優れものです。
今回は介護保険は使いませんでしたが、コーキ建設では住宅改修の申請を行っています。お気軽にご相談下さい。