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仕事場兼倉庫にと、40ftの海上コンテナを3台お買い上げ頂きました。

IMGP0034クレーンで吊って少しすき間を空けて設置。3台のコンテナを一つの空間にしてお使いになるので、壁をカットする必要があります。この作業の時にコンテナ同士をピッタリ付けてしまうと作業がしづらいので少し離して仮置きします。

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お客様が手配してくれたH鋼で出来た土台に据え付け完了。

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施工をご自身でされる場合、施工のアドバイスもいたしますのでお気軽に相談ください。

 

据付が完了したら。窓やシャッターの開口を行います。

 

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夏場の暑さ対策に強力な『有圧換気扇』を取り付けるので、窓と合わせて3か所の開口します。

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シャッターの枠を取付け錆止め塗装。引違窓は防犯の為面格子付きにしました。シャッター前にはLEDセンサーライトを取付。

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サッシまわりの防水は念入りに内側と外側にシーリングを行います。コーキング材は『変性シリコン』を使用。普通のシリコンだと塗装がめくれてしまいます。

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強力な換気扇に見合った吸気口が必要ですが、今回使用したのはこの部材。

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床に開口を開けて合計7ヶ所取り付けます。床下の涼しい空気を取り入れます。もちろん人やバイクが乗っても大丈夫な強度があります。

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床の塗装はバイクのタイヤ跡が見えにくい濃い目のブラウン。

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新品の海上コンテナですので塗装は必要ありませんが、窓の周りは溶接の熱で焼けてしまうので補修塗装を行います。海上コンテナの外壁は艶消しなので色と艶を調整します。室内側の補修もただの白ではないので調色します。

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ガレージの収納も制作します。まずは集成材の板に溝を突いてアルミレールを取付。可動式の収納棚を製作します。

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同じくパインの集成材を切って溝ついて留めにカットして・・・

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有孔ボードだけでは強度が無いので額縁を付けました。

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バイクの侵入スロープ制作中。型枠を組んで生コンを打ちます。

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鋼製のブリッジを製作。お客様のアイデアで縞鋼板を使用して重量を抑えました。

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折りたたんでコンテナの扉を閉じます。コンクリートのスロープが短いのは、コンテナの扉をロックするバーが床より低い高さまであるため、このような納まりになります。

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お客様が用意してくださった、自転車用の壁かけパーツや照明などを取付けて完成しました。

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収納棚にはヘルメットなども収納できます。自転車の奥に『有圧換気扇』があり、温度センサーによってスイッチが入る仕組みになっています。

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お客様のご厚意で、完成した週の週末に内覧会を開催しました。

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新品のコンテナを使用してすっきりと仕上がりました。

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紀の川市の事業者様から、海上コンテナを使った事務所をご依頼頂きました。しっかりとした基礎を作ります。

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基礎が完成しいよいよコンテナの設置です。中古の20ftコンテナを2台据え付けます。

 

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傷や錆びている箇所は念入りに下地処理をしてペンキを塗ります。

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あらかじめ工場で作っておいた窓枠を取り付けて、雨漏れ対策に内側と外側からコーキングをします。

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店舗用のドアを取付!

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床には断熱材を敷いてから構造用合板を貼ります。クッションシート仕上げでは、針葉樹合板の木目が浮き出てしまうので、この上にラワンべニアを増し張りします。

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軽天で天井と壁の下地をつくります。

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HILTIのガスガン。ガスボンベを内臓し、ガスの爆発力で海上コンテナの頑丈な鉄板にも、軽天を釘で固定できる優れもの。

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下地完了!窓枠も付いて事務所らしくなりました。

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鉄で出来た海上コンテナの暑さ対策には発砲ウレタンの断熱材を吹き付けます。グラスウールに比べて価格は高いのですが、性能は2倍以上!

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断熱が完了したら石膏ボードを壁や天井にはります。これでクロスを貼れば内装の完成です。

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外壁も錆び落としを済ませて塗装完了。

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玄関に屋根と踏み台を取り付けて完成!

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和歌山県では珍しい、海上コンテナを使った建築ならコーキ建設におまかせ下さい。